【まだ推測の域を出ないけど】有料ディレクトリのスパム判定の影響が実は9/19からすでに出ていたかもしれない件 #seo
9/30にiディレクトリのパートナーサイトがnofollowになって、有料ディレクトリがスパム判定されるようになったというニュースをお知らせしましたが、実はその影響がもっと前から出ていたのではないか、と推測できる情報があったので、公開しつつ考察してみます。
※公開しているデータは実際のものですが、原因と結果の因果関係ははっきりとしていませんので、あくまでも「推測」として読んでいただければと思います。 ※また、特定の企業・サービスを誹謗中傷する目的ではないことをここに明示しておきます。
有料ディレクトリのお陰で上位表示していた(と思われるサイト)が9/19に突然の順位下落
弊社でお手伝いしているとあるウェブサイトがあるのですが、そこの対策キーワードの検索順位が9/19を境に軒並み低下していることを発見しました。
新規で立ち上げたサイトなので、これまでブラックハットなSEO対策をとっていたこともなく、被リンクもほぼない状態からスタートしており、ブログのサイドバーからのサイトワイドリンクと、複数の有料ディレクトリへの登録くらいしか被リンクはついていませんでした。
立ち上げ当初は狙ったキーワードで30-40位前後をうろうろとしていたのですが、テコ入れ施策で有料ディレクトリに登録したことを期に、複数キーワードで1-2位まで上昇し、若干の変動はあったにせよ、その順位をずっとキープ出来ていました。それが突然9/19を境に順位が下落し始めました。
その後、9/30にiディレクトリがnofollowにしたことを発表
しばらく様子を見ていたのですが、順位の下降傾向は変わらず、そうこうしているうちに、iディレクトリの発表が有りました。
その後、被リンクが減り始める
9/30にパートナーサイトからのリンクにnofollowがつきましたが、クローラが見に来てgoogleが処理するまでタイムラグがあるので、それがその後徐々に認識されたじめたためだと思いますが、すこしづつ被リンクが減り始めました。 (グラフはahrefs.comのキャプチャ)
ペナルティを受ける要因は有料ディレクトリくらいしか見当たらない
最初に書いたように、新規立ち上げのサイトで、ブラックハットSEOをした過去はなく、ペナルティを受けたり順位下落しそうな要因は、有料ディレクトリへの登録くらいしか思い当たるものはありません。
majestic seoで見ても、trust flowとsitation flowのバランスもそんなに悪く無いと思われますし、被リンクのアンカーテキストもそれなりに分散しており、大きな問題はないように思われます。
9/30の発表以前から、その影響があったのではないか?
nofollow化によって影響があったのであれば、被リンクが減り始めた9/30以降に影響があるはずだと思いますが、実際は9/19から順位の下落が始まっています。
つまり、
1.9/19頃に有料ディレクトリに対して、googleの警告が入る & googleが対策してスパム扱い化(この時点で検索順位低下が始まる)
↓
2.有料ディレクトリ運営側で問題に気づき、対策を検討後、9/30にnofollow化
という流れなのでは無いか、と考えられます。
もしかしたら実際は全く別の要因で、ということももちろん考えられますが、こんな推測をしてみました。 皆さんのサイトはいかがですか?皆さんの考察はいかがですか?
追記
iディレクトリとは別ですが、有料ディレクトリのeまちタウンが再審査リクエストでひっかかった、という情報がtwitterで有りました。
お客さんのサイトの再審査リクエストの結果、NG。良い街のディレクトリサイトが例として挙げられてた・・・
— たにしん (@tanishins)
やはり、有料ディレクトリサービス自体が徐々に死につつあるように感じますね。