【SEO業界に衝撃】iディレクトリのパートナーサイトからのリンクがrel=”nofollow”に! #seo

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SEOでの被リンク構築によく使われている、有料ディレクトリ登録サービスのiディレクトリから、先ほど、衝撃のメールが届きました。

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Googleの指導に伴うパートナーサイト“nofollow”対応についてのお知らせ

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週末、複数のパートナーサイト宛てに、ウェブマスターツール経由でGoogleからリンクにrel=”nofollow”を付けるよう指導するメッセージが届いたというご報告を頂きました。

現在のところ、改善を推奨するメッセージのみで、ページランクや検索結果への影響は発生しておりませんが今後、パートナーサイトおよび登録サイトに何かしらの影響が及ばないよう、急きょ、iディレクトリ本体サイトを除く全てのアンカーテキストリンクをnofollowにする事と致しました。

各パートナーサイトからは、オリジナルコンテンツがiディレクトリ本体であるとGoogleに伝えるためのrel=”canonical” 記述を加える事で、評価をiディレクトリ本体に集中させ、SEO効果が薄れないよう努力致します。

この度は緊急を要すると判断したためnofollow設置後の事後報告となりました事をお詫び申し上げます。

 

簡単にまとめると、「rel=”nofollow”でのリンクにしないと、スパムとみなしますよ」という警告(注意)がgoogleから届いたので、変更した、という事です。

rel=”nofollow”になると何が変わるのか

通常のリンクは、何も指定しなければ、followリンクとして扱われます。

これは、検索エンジンのクローラーがWEBを巡回するときに、新しいURLを発見してクロール対象リストに入れたり、リンク先にページランクという評価ポイントを受け渡したり、ということに使われます。

SEO対策で「良質な被リンクを増やしましょう」とよく言われるのは、被リンクされることでリンクもとのサイトのページランクの一部を分けてもらえるので、結果として被リンクが増えればリンク先のサイトの評価が上がりやすくなる、というのが理由なのですが、今回iディレクトリでの被リンクが本家サイトを除いてすべてnofollowとなったことで、このページランクの受け渡しが出来なくなってしまいました。

これまで50の被リンクがもらえてたのがなんと1本の被リンクになってしまった、ということです。シンプルに言い換えると、SEO効果が半減どころが1/50になってしまった、という事になります。

そうはいってもSEO効果半減を防ぐ対策を一応取っている

このままですと、iディレクトリのサービス自体の存続が危うくなってしまいますので、iディレクトリ側でも一応考えて対策は取ってくれています。

それが以下の記述の部分です。

各パートナーサイトからは、オリジナルコンテンツがiディレクトリ本体であるとGoogleに伝えるためのrel=”canonical” 記述を加える事で、評価をiディレクトリ本体に集中させ、SEO効果が薄れないよう努力致します。

rel=”cannonical”とは、重複コンテンツがWEB上に複数有る場合「同じコンテンツがあちこちにあるけど正しいURLはこっちだよ」と検索エンジンに教えるための機能です。通常重複コンテンツはマイナス評価になりますが、それを一つのURLにまとめることで、ペナルティをくらわずにすむ、という個のです。ユーザーには複数のサイトで同じコンテンツを魅せたいが、検索エンジン向けには一つにまとめたい、という場合によく使われます。

301リダイレクトで転送をかける場合だと、通常のリンクと同じく8-9割にページランクが減少すると言われていますが、canonicalの場合ここがどうなるかははっきりとしていないので、どれくらい効果があるのかどうかも今のところよくわかりません(情報があればお待ちしています)

これはiディレクトリだけの問題では無い?

googleでは「リンクを有料で販売する」行為をよしとしていません。 それゆえ、iディレクトリのような有料ディレクトリ登録サービスは「有料登録」ではなく、「登録は無料、審査費用が有料」という詭弁を使ってgoogleのルールをすり抜けています。

事実上は審査に落ちることはほとんどなく、有料リンクと変わりませんので、これまでgoogleが黙認していたのが一気にNGになるかもしれません。

これはiディレクトリだけでなくクロスレコメンドやyahoo!ビジネスエクスプレスなども同じ問題をはらんでいますので、この流れが他の有料ディレクトリ登録サービスにも波及するのも時間の問題だと思われます。

 

今後ますます、ブラックな手法のSEOは淘汰され、正しいコンテンツ重視のSEO(ホワイトハットSEO)のニーズが高まってくるような気がします。

ENJILOGさんでも取り上げられました。
Googleさん本気やで!お金でSEOするのは全スパムの時代へ