こんなに被リンクを増やしてるのにどうして順位が上がらない!?そんなあなたに送る、SEO対策に効果的なリンクの貼り方チェックリスト
パンダやペンギンによって内部対策の重要度が高くなってきているとはいえ、依然としてSEOにおいて、被リンクが非常に重要なウェイトをしめてるのは紛れもない事実です。
皆さんの中には、「こんなに頑張って被リンクをつけているのに、順位が上がらない」とか「どうしてうちのサイトより被リンク数が少ないのに、上位表示されちゃうんだろう」なんてことがよくあると思います(僕もあります)
そんな時、被リンクについてどう考えればいいのか、もう一度基本に帰って考えてみましょう。
1.被リンクを一気に張りすぎていませんか?
自作自演リンクで被リンクを作った場合、一番不自然なのはリンクの付くタイミングが固まってしまうことです。
通常、ナチュラルなリンクというものは、基本的には継続的に少しずつ増えていくものであって、特定のタイミングで一気に増えるということはあまりありません。
ですが、自演リンクの場合、「やばい、順位が下がった」とか「もう少し順位を上げたい」などウェブマスターの思惑で増えるものなので、リンクが貼られる時期がどうしても集中しがちです。ソーシャルでバズったとか何か理由がない限り通常はリンクが一時期に爆発的に増えるってことはありえないですし、バズったならgoogle analytics上でもアクセス数も相当に増えてないとおかしいのに、そうではない→自演リンクだとgoogleにバレてしまいます。(google がanalyticsを見ているかどうかは不明だが、ペナルティ発動等の時にはチェックしてると考えるのが妥当)
自演リンクは本来は好ましいことではありませんが、やるとしてもまとめてドンっとやるのではなく、継続的に、定期的に増やしていくべきです。
2.アンカーテキストが偏ってませんか?
たとえば、このサイトへの被リンクのうち、9割が「SEO対策 名古屋」のアンカーテキストでリンクされてたら、あなたがgoogleならどう思いますか?
ナチュラルリンクな場合、「詳しくはこちら」とか、「サイト名」とか「URL」など様々な言葉で紹介をされるはずで、リンクのほとんどが狙ったキーワードに最適化されすぎているのがあまりにも不自然です。SEOフレンドリーなリンク構築をし過ぎると、どうしても不自然なリンクになってしまい、スパム扱いされやすくなります。
アンカーテキストがSEOに大きな効果を持っているのは事実で、それは今も有効な手法なのですが、やり過ぎは禁物です。偏りすぎていないか、適度に分散させるように心がけてください。
3.被リンクの数ばかりにとらわれていませんか?
昔はやったYomi-searchやCOSMOなどのいわゆる中小検索エンジンなどは、ツールを使えば簡単に被リンク数を増やすことはできます。でもそんなリンクに果たして、なんの意味があるのでしょうか?
その検索エンジンを訪問するのは、SEOしたくてリンクを貼りにくる人だけ、だれも他のサイトに興味がない、自分のサイトにリンクが貼られればそれでいい、みたいな人の目にしか止まらないリンクを誰が評価しますか?
百歩譲って、もし登録するとしても、yomi-searchと検索して上位に表示されるサイトとか、そういうところに登録をするべきで、間違ってもどこかで拾った「yomi-search登録先リスト10000件!」みたいなリストには絶対に登録してはいけません。
4.サイトワイドリンクで被リンク数だけ稼いでませんか?
サイトワイドリンクというのは、サイドバーとかフッターから全ページまとめて貼るリンクのことです。
こういうリンクの場合、1000記事あるブログのサイドバーにリンクをはれば1000の被リンクになりますので、一見して効率がよく見えます。ウェブマスターツールでも、クロールに問題なければ1000件の被リンクとして見えると思います。でも、実はこれは1000件のリンクとしてgoogleは扱ってくれません。リンクの前後の文脈もgoogleは見てますから前後がほとんど一緒のリンクが1000件あろうが2000件あろうが、まとめて1つのリンクとしてgoogleは扱います(1リンクと同等の価値になるかは不明だが、少なくとも1000件分の評価はされません)
だからって「サイトワイドリンクをやめよう」とかそういう話ではありませんが、数字で見えるほどの効果はないってことは理解しておいて欲しいと思います。